小学生の時

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たまにだけヒーローになれる日がありました。




それは



それは


先生の目を盗んで


「大技林」


を持って来たときです!



「大技林」とは何か?


それは
ゲームの裏技が網羅された
魔法のような
辞書です。


むしろ魔法書です。





その日はドキドキしながら登校し



1時間目の休み時間


おもむろに鞄から出しましたところ
クラス中がざわめきます。


その時



不覚にも
クラス1番のチクリ魔に
見つかってしまいました。


そいつは言います

「先生に言われたくなければ、一日貸せ」



なんて奴だ!
と思いましたが、
そこはぐっと我慢


「良いよ」


ヒーローになる所か
へなちょこ極まりないです。

奴は次の日
約束通り魔法書を持ってきました。


帰宅後確認すると、


ポテトチップスののり塩が
到る所に飛び散っていました・・・。


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